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コロナ時代を生き抜くためにはブランディングが必要

相変わらず新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を奮っていて、残念ながら仕事も若干落ち着き気味、自由な時間も増えたので、重い腰を「よっこらせ」っと持ち上げてブログを書いていこうと思います。

これは、コロナ禍の影響といえますが、必要に迫られたわけではないので、ポジティブに気楽にやっていきましょう!

せっかくのインプットも、人と話す機会が減ってアウトプットもままなりませんし、年々記憶力は落ちてきているけど「残したいこと」は変わらずにあるので、これを機会に。

ちなみに、最近はみんな「アフターコロナ」と言わなくなって「withコロナ」と言っていますね、早期の終息は難しそうですからね。上手く付き合っていく必要がありそう。

そんな中、ブランディング(リブランディング)が、コロナを生き抜く手立てとして、さらに注目を浴びているようです。

今回は、ブランディング(リブランディング)にスポットを当てて書いていきたいと思います。

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ブランディングを語る前にそもそもブランドとは?

ブランディングを語る前に、まずはブランドについて簡単におさらい。

ブランド(brand)の語源は諸説あるそうですが、放牧していた牛が「自分の所有する牛」だとわかるように焼き印(burned)を付けていたことから始まっているようです。

そう、最初はただの「目印」でしかなかったのです。

現代においてもブランドは「目印」であることに違いはありませんが、それはたくさんを仕分けるために必要、といった単純な意味合いではなく、例えば、食品では「安心」を保証するものであったり、服飾品では「自己表現」であったり「ステータス」であったりと「目印」の意味合いは様々です。

意味合いこそ様々ありますが、本質が異なっている訳ではなく、根幹は共通していると言えます。いずれも「価値の証明」であることに変わりありません。それぞれは「安心という価値の証明」、「価値ある自分(身分)である証明」といったように置き換えられます。

また、消費者が複数候補を検討している際に選ばれる「決め手」とされるので、言うなれば消費者と提供する側の「約束」ともいえますね。

牛に熱した焼き印を押し付けてマーキング
焼き印。牛に熱した焼き印を押し付けてマーキング。これは熱いですわ。

じゃあブランディングって何だっけ?

ブランドは「価値」であり、消費者との「約束」、ではブランディングとは何でしょうか。

ブランディングとは、企業や店舗が提供する商品やサービスなどの潜在的な魅力を引き出し、それらを価値に転換し育て、他社(他者)との差別化を行うブランド戦略のことをいいます。

競合と同じ土俵に立ち、随分前に顕在化されて今じゃニーズなのかも分からない機能や性能の質・量を競い合うのではなく、競合が存在しない(少ない)土俵へ自らをスライドさせたり、新しく土俵そのものを作ったりする施策です。

どこにでもある機能を削ぎ落して残ったオリジナリティにこそ「価値」であり、ブランドの種になる可能性がありますね。

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ここにきてブランディングが盛り上がっているらしい

2020年4月現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響下であっても、大小を問わず数多くの企業がブランディング(またはリブランディング)に取り組んでいるらしい。

それは「外向けに用意したイベントの予算が余ってしまって。」といったまだまだ余裕のある理由や「こんなご時世だからこそブランディングをしっかりやらないと!」といった切羽詰まった理由なんじゃないかと言われています。

古い会社にありがちな「クライアントへの定期訪問」や「馴染みの担当者からの紹介」が中心であった営業方法は、緊急事態宣言下の「なるべく人との接触を避けるように!」と注意喚起されている状況では手も足も出ず、徐々に関わりが希薄になっていきます。
また、緊急事態宣言の期間延長によって、オンラインでの受発注やパートナー探しが、いよいよこれからのスタンダードになってしまうと、半ば強制的にインサイドセールスの強化に取り組まなければなりません。

マーケティングオートメーションなど細かな施策以前に、まずは、消費者や担当者が「この問題(案件)どうしようかなー」と考えるタイミングで、真っ先に頭に思い浮かぶ存在にならなければ(あるいはその存在に居続けなければ)選ばれる機会も減っていくと思います。

そう考えると少しでも早くのブランディングが必要で、最も有効な施策といえると思います。

さあ、ブランディングを始めましょう!

ブランディングは今こそ必要な施策に変わりありませんが、直ぐに成果が出る代物ではなく、中長期的に取り組む必要があります。

また、ブランディングは走り出すと決して片手間にできることではなく、中途半端な状態は余計に消費者の混乱を招くことにもなる(特にリブランディングは新旧がごっちゃになってしまいます。)ので、継続が最も大事なポイントです。
※ブランディングの実践はそのうち書いていきます。

すぐに成果が出ず、片手間もダメで中途半端もダメとなると、一歩目からハードルが高いですが、ひとつ継続のポイントとしていえるのは、ブランディングは自社(自分)を見つめなおすことが必要となるので、浮かび上がった課題を是正する良い機会ともなるので、外部成果だけでなく中に目を向けてみるの良いかもしれません。

このような内部向けのブランディングをインナーブランディングと呼びますが、インナーブランディングの成否がブランディングのポイントとなりますし、インナーブランディングの成否は、関係者のモチベーション継続の鍵となったりもするので割と重要なポイントだったりします。

もうすでにお気付きだとは思いますが、新型コロナウイルスの猛威によって人々の生活は恐らく劇的に変わるでしょう。現在の非日常が日常と入れ替わる可能性もあります。

「アフターコロナ」、「withコロナ」といった、つい数か月前とは一変した世界に対し、自分達(自社)がどのような価値を提供できるかが、生き抜いていくために最も必要と考えます。

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